コレクティブハウスかんかん森、およびコレクティブハウス研究会では、カナダ・レスブリッジ大学の文化人類学教授・キングフィッシャー氏の調査研究を、2014年から受け入れています。同氏は2014年から毎年かんかん森に短期間滞在、その後2017年春にカナダの公的機関の助成金を得て、2020年頃までに亘る調査研究を公式に行うことになりました。

調査研究の内容は、日本・カナダの都市部にある2つのコミュニティの比較で、日本では「コレクティブハウスかんかん森」、カナダでは、バンクーバーにある「キーサイドビレッジ」が対象となっています。そして、この2017年11月、「キーサイドビレッジ」の住人3名が交換滞在として、かんかん森に10日間滞在しています。

そこで、あまりチャンスのないカナダのコウハウジング事情を聞く機会を設け、興味ある人たちと一緒にいろいろお話を伺ってみたいと、この、2017年11月8日のセミナーを開催しました。かんかん森のサポート会員や研究者、関係者などにもお声がけしたところ、約80名の方が来場。

スウェーデンをお手本としたコレクティブハウスとはまた違う、カナダのコハウジングの様子は、とても面白く参考になりました。